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ジャンルごちゃ混ぜSSブログ* テニプリ(リョ桜)* イナズマイレブン(一秋中心、NLのみ) イナイレでは一秋中心にいろいろ 感想とか好き勝手 今はとにかく一之瀬が好き
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拍手をいつも本当にありがとうございます!
拍手を頂けるとは、正直思っていませんでしたので
イナズマイレブンの、一秋の人気にびっくりしています;

これからもがんばります!
拍手を下さった皆様、本当にありがとうございました!


メッセージのお返事は「つづきから」ご覧くださいv
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最近SSを書くにあたって
自分設定がやたら多いのに気づいて
あわてましたw
ということで、以下にちょっと今現在の自分の頭の中の
時系列とかちょこっとメモっておきます。

SSを読んでいただいてん???と思った時に
見ていただけるといいな~と思ってます。
わー!
は、拍手をありがとうございます!
本当にびっくりしました…
一秋スキ―さまがいっぱいいらっしゃるとウキウキしましたv
以下、メッセージ返信です。



最近「ジャンルカ」を「じゃんるりょく」と真面目に読みました。
皆様お元気ですか…orz

いやいやあまりの暑さにきょうはさすがに参りましたw
ただでさえ無い脳が、もっと溶けて鼻からでてきたぞ!

なんだか秋のアレルギー祭りが始まる予感の今日この頃です。


***拍手頂きました皆様、本当にありがとうございました!
これを活力にがんばりますvv


続きは下です。
青い空に、久しぶりに眩しい白の入道雲を見た気がして、不二は少しだけ目を細めた。
手に持っている教科書すら熱を持っているように感じるこの季節。
三年生は、階下で一二年がすでに始めている部活動を恨めしそうに見ながらの
補習授業をやっと終えたところだった。
顧問のところに行くという手塚と大石と別れた不二は、いつもよりもスピードを足に乗せて階段を下っていた。
同じクラスの菊丸は、もうとっくに教室を飛び出している。
後を追うように、不二の足もさらに速くなる。
今日は何故だが、気持ちがはやるのだ。
一刻も早くラケットを握りたくて、部室へと急いだ。

リズム良く二階の階段を下り、角を曲がったところで
小さな衝撃と、高い声に出会った不二は、ぱあっと目の前に白いプリントが舞うのを驚きをもって見つめた。

思わず止まった足の上にも、プリントがぱらぱらと落ちてきて、それを見開いたまま思わず呆然としてしまう。



一体、何?


「ああ~…!す、すみませんっ!」


ほけっとする不二の足元に、痛あ~…と眉根を寄せ涙目の、テニスウェア姿の桜乃が座り込んでいた。
視界の中の長い三つ編みが、白いプリントに映えてやけに目に眩しい。


「ふ、不二先輩!?」
「…え?」


ぼんやりと廊下に散らばる紙と髪を見つめていた不二は自分の名前を呼ばれて、はっと我に返る。
じっと食い入るように彼女の顔を見つめていたのだと気付いて、不二は少しだけ照れたように微笑んだ。
桜乃から見ればいつもの「不二先輩」の笑顔だ。


「ごめん、ぼーっとしてて。大丈夫?竜崎さん」
「あ、は、はい!すみません・・・私こそ不注意でした」


不二が自然に差し出した手に、真っ赤になりながら桜乃はその手をそっと握って立ちがる。
その拍子に、桜乃の上に乗っていたプリントがまたひらひらと宙を舞った。
スローモーションにうつる、そのコントラストの濃い世界。
プリントのあまりの白さに、不二は思わず目を細める。

その舞う白の下に、赤いラケットがすっと伸びてきて落ちかけたプリントをすっとすくった。
思わぬ出来事。
いきなり現れたラケットに、桜乃は弾かれたようにはっと後ろを振り返り、息を呑んだ。


「リョーマ君!」
「え?…越前?」


はっとした不二はいつも以上に強い視線を投げかけてくる後輩が、やけに不機嫌な事に「おや?」と首をかしげた。

彼は一体いつの間にここにいたのだろうか。

素直に疑問を顔に出しながら、不二はじっとリョーマを見やった。
だがリョーマはそんな不二からすぐに顔をそらし、ラケットですくったプリントを手にすると、
それを桜乃のほうにつっけんどんな態度で「ほら」と突き出しきた。
驚きつつも目の前に突き出されたプリントを、桜乃は慌てて受け取る。
だが、その時も左手はまだ不二と繋いだままだった。

ちか、とリョーマの目に走った不機嫌な光。
不二また小さく首をかしげる。


「…それ、女テニのプリントなんでしょ。先輩、待ってるんじゃないの?」
「え、…ああっ!そ、そうだった!早く行かないとミーティングが!」

ぶっきらぼうな声音で放たれた言葉。
それにすぐに反応した桜乃の顔が、今度は青くなる。
それを見ながらいつものように肩に担いだラケットをぽんぽんと弾ませ、リョーマは小さく何事か言ったようだった。


不二は心の中でこの興味が沸くふたりを交互に見やり、そっと桜乃の手を離す。


(へえ…。越前、この子の事、良く見てるんだ)


感心と好奇心で、自然と笑みが深くなる。
腕を組んで、更にニコニコしだした不二にリョーマは一瞬目を見開いたが、すぐに又ふい、と顔を背けてしまった。
その後ろでは、プリントを拾い終わった桜乃が、胸に大事そうにそれを抱えてぴょこんと不二に頭を下げているところだった。


「あ、ありがとうございました、不二先輩!そ、それから、あの…リョーマ君もありがとう」
「いいよ、竜崎さん。今度は気をつけてね」
「はい」


ぷい、と顔を背けたままリョーマは桜乃に何も答えなかった。
そんなリョーマに桜乃は少し寂しそうに目を翳らせたが、すぐに長い三つ編みをパタパタと躍らせて駆け出した。
その後姿を、ちらりとリョーマは横目で追いかけ、昇降口の階段を下りるまで見届けると
ふう、と小さなため息がリョーマの口からもれた。



「そんなに意地張ってないで、今すぐ彼女を追いかければいいんじゃないの?助けに来たんでしょ?」

不二の笑いが言葉に滲んでいる。
僅かに、リョーマの方眉があがった。
その反応を楽しむように、ふふと微笑みながら不二はリョーマを見る。
敵対するようにリョーマは不二をじっと見据えながら

「別に、通りかかっただけっすから」

と低い声で呟いた。



「嘘つきだね、越前は」
「不二先輩ほどじゃないっす」

不機嫌が声から溢れんばかりのリョーマに
不二はくすくすと笑いながら左手を上げて踵を返した。


リライト  http://lonelylion.nobody.jp/ 素直になれない君へ5のお題
何となく続いてる感じです…

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