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リハビリでこんな物書いてすみませんorz
相変わらずおバカ話です
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「西垣、一之瀬、いいか、せーのだぞ」
「おう」
「せーので、今持ってるお金を見せるんだよね」
「…せーの!」
「どうだ!」
「…おい、」
「…三人合わせて82円…か…」
「俺らって、なに?何なの!?」
「なんだろな…」
「馬鹿なんだろうと思うよ、一之瀬…」
「だ、だいたい、レンタルビデオ屋の前でなに、オレら!?」
「…高校生が、なけなしの金を見せあっこしてる」
「何それ、なんのプレイだよ」
「西垣、なんでこうなったんだっけ…」
「うーん…まあ、いつも通りなんじゃないの?土門」
「え?オレ!?なんで、オレ!」
「お、お前じゃん!あ、あ、ああ、あ…!」
「落ち着け、土門。アダルトコーナー堂々と入っていたのおまえだろ、一之瀬」
「だ、だって!最初に気付かなかったんだよ!小学生もいたぞ!」
「俺らもっとタチ悪いよ」
「えー!?なんで!」
「あ、あそこでお前があんな!あんななななな!」
「ああもう、落ち着け、土門」
「だってええ!あのDVDの女の子!あ、秋に・・・似てた!」
「…否定できない」
「なんだよ、西垣!お前、秋をあんな…!」
「真っ赤になって否定してもさ~…目が釘付けだったのは誰だよ、土門」
「うるさい、一之瀬!」
「それも否定できない」
「あああ、もう暗くなったなー!」
「いつまでここにいるんだよ!」
「…後ろ髪引かれると言いますか…」
「あれ?みんな、どうしたの、こんな所で」
「え?」
「あ!!」
「うあ!?アキ!」
「な、何!?」
「いいいいい、いや、何でもない!何でもないんだ!」
「土門、お前余計に怪しいだろ…」
「そ…そう?」
「そういうアキこそ、こんな時間にどうしたの?もう遅いよ?」
「うん、ちょっとノートが無くなっちゃって。買ってくるついでに、DVDを返却しに」
「あ、ああ…そうなんだ」
「お父さんが借りてたやつなのに、私が行かさるのよ!ちょっと、ひどいよね」
「そ、そりゃ災難だったね」
「でしょう?西垣君。しかも中身は見るなって」
「…ふうん」
「ちょ、ちょっとだけ、そのDVDを見せてもらってもいい?」
「え?…う、うん。」
「これカウンターに返せばいいんだよね?アキはノート見てくれば?」
「いいの?」
「も、もちろん!」
「ありがとう、一之瀬くん!じゃあ、またあとでね。一緒に帰ろう?」
「お!おう!待ってるぞ、秋」
「ごゆっくり~」
「いてて、ひっぱるなよ、一之瀬!」
「ちょ、み、みみ、見てみろよ!」
「鼻息荒~い…」
「お前もだよ、西垣!」
「はわああ!こ、これはあああ!」
「秋の親父さん…やるなあ…」
「女子高校生ものって…なんか色々道徳に反してるよな」
「し、しかもなんだか、秋に似てる…」
「やっぱりオレの読みは正しかった!」
「秋というより、秋のお母さんなんじゃね?」
「親父さん…若い頃の思い出に浸ってたのかな…」
「土門!そんな事より!オレたちには、アキに…見えるよな!?」
「俺にはすでに、秋にしか見えません、隊長!」
「よろしい、西垣軍曹!」
「何それ、何のノリ?」
「と、とにかく…ちょっとこのパッケージの裏を…」
「読もう!読もう!」
「おまたせ!あれ?どうしたの?」
「はわわわわ!」
「ア、アキ!早いね!」
「…何隠しているの?」
「い、いや、これは!…っ土門!パス!」
「うっわ!」
「土門…お、俺が持ってってやるよ!」
「…必死に隠すなんて怪しい「なあ」
「何でもない!何でも!」
「一之瀬くん…?」
「は!はいいい!」
「土門くん…?」
「い、いや!俺は!」
「か、返して来たよ!」
「「に、西垣ナイス!」」
「怪しい!」
「もう、許して、アキ~!」
TOY http://toy.ohuda.com/
高校生トリオのお馬鹿な台詞で20題 より